
2025年も残すところわずかとなりました。
ホームページ制作会社のスタッフとして、この1年を振り返ると、大きな変化と成長の年だったと実感しています。
パートナー企業とのコラボレーションから学んだこと
今年は提携パートナーとの協業プロジェクトが増え、他社の制作プロセスやワークフローに触れる機会が格段に増えました。
それぞれの企業が培ってきたノウハウや工夫を間近で見ることで、自社のやり方を客観視できるようになりました。
「なるほど、こういう進め方もあるのか」「この段階でこのチェックを入れるのは効率的だ」といった発見の連続。
他社との協業は、単にプロジェクトを完遂するだけでなく、お互いの強みを学び合える貴重な機会なのだと改めて気づかされました。
AIツールとの付き合い方を模索した1年
ChatGPT、Gemini、Claudeなど、様々なAIツールが登場し、私たちの仕事の風景も大きく変わりました。
初期の提案書作成、コンテンツの下書き、コードのレビュー、議事録の要約など、AIに任せられる作業は確実に増えています。
ただ、私たちが大切にしているのは「完全に依存しない」という姿勢です。
AIが生成した内容をそのまま使うのではなく、必ず自分たちの目と頭で検証する。
クライアントのビジネスモデルや課題の本質を理解するために、AIの提案をたたき台としながらも、チームで議論を重ねる。
そうした「脳に汗をかく」プロセスこそが、私たちディレクターの価値だと考えています。
AIは強力なパートナーですが、最終的な判断や創造性、そしてクライアントとの信頼関係を築くのは人間の役割。このバランス感覚を磨いた1年だったように思います。

Geminiのコード添削には本当にお世話になっております。(汗)
ワークフローの進化と改善
パートナー企業との協業やAIツールの活用を通じて、自社のワークフローも着実に進化しています。
無駄な工程を削減し、より本質的な作業に時間を使えるようになりました。
チーム内のコミュニケーションも効率化され、メンバーそれぞれが自分の強みを発揮できる環境が整いつつあります。
改善はまだ道半ばですが、小さな変化を積み重ねることで、確実に前進している実感があります。

Githubなどを使って協業とのトラブルが発生しづらい体制などにも気を使い始めました。

2026年に向けて
来年は、今年培った経験をさらに深化させていきたいと考えています。
パートナー企業とのコラボレーションをより戦略的に活用し、お互いの成長につながる関係性を築いていく。
AIツールも進化し続けるでしょうから、新しい使い方を模索しながら、人間にしかできない価値を磨き続ける。そして何より、クライアントにとって本当に意味のある成果を届けるために、常に考え続ける姿勢を忘れない。
技術は進化し、環境は変化していきます。でも、その中心にあるのは「人」です。
チームメンバー、パートナー企業、そしてクライアント。人と人とのつながりを大切にしながら、新しいツールや手法を取り入れていく。
そんなバランスの取れたWebディレクターとして、2026年も挑戦を続けていきます。
今年1年、様々な形でご協力いただいた皆様に感謝しつつ、新しい年への期待を胸に、残りの日々も全力で駆け抜けていきたいと思います。

弊社とのコラボレーションに興味をお持ちの方は下記のリンクからお問い合わせください。