
コンセプト
厚別中央通どうぶつ動物病院が運営する札幌「犬の膝疾患」専門サイトでは、まず「専門性の明示化」を軸に据えました。
膝関節、前十字靭帯断裂、TPLO/LS法といった高度な整形外科手術を前面に打ち出すことで、来訪者がサイトを訪れた瞬間に「ここは膝疾患を得意とする病院である」と直感できる設計を心がけています。
高度医療を扱う施設だからこそ、信頼性と安心感も同時に伝える必要があります。
そのため、院長および獣医師の略歴や手術実績を Web 上で明示し、専門性だけでなく人としての姿勢や理念も伝える構成を重視しました。
サイト内では柔らかなトーンのイラストと、多様な犬種の写真を意図的に多用しています。イラストは角のやわらかい線で構成し、親しみやすさを演出。写真素材は大型犬・中型犬・小型犬など様々な犬種を取り混ぜることで、来訪者が自分の愛犬を重ねやすく、共感を得られるサイト構成としています。
このような表現により、先進的な医療技術を扱う専門サイトでありながらも、訪問者が緊張せず安心して閲覧できる雰囲気を両立しました。
専門分野のサイトでは、ユーザーが迷わない動線設計が重要なので、症例紹介や手術法、術後ケアなどをカテゴリー分けし、アイコンナビゲーションを導入することで、目的の情報にストレスなく到達できるよう構成しました。
さらに、このサイトを単なる公開型サイトで終わらせず、最新の症例や情報を継続的に発信できるよう、更新性を重視した土台設計を併設することもコンセプトの一環としました。
弊社からの制作アプローチ
このプロジェクトでは、クライアントが自らサイトを更新・管理できる体制を重視し、WordPress のブロックエディタを採用しました。一般的な HTML+CSS の直書き方式よりも、クライアントが操作しやすい編集画面を提供することで、将来的な運営負荷を低減できると考えたためです。
デザイン面においては、単調にならないよう配色、余白、アイコンヴィジュアルのバランスに細心の注意を払いながら、機能性と美しさを両立する画面構成を目指しました。
コンテンツ構成と情報設計にも強く配慮しました。手術法、症例紹介、術後ケア、早期発見のポイントといったユーザーの関心に合わせた導線設計を行いました。
制作プロセスでは、はじめにワイヤーフレームや構成案を共有し、クライアントと認識をすり合わせながら進めました。
その後、簡易なユーザビリティテストを実施し、クライアントに操作してもらうことで導線や理解性のチェックを重ね、改善を図りました。
公開後も必要に応じて導線や文言の見直しを実施する仕組みを確立しています。このような設計と運用の組み合わせによって、ただ見た目の良いサイトを作るだけでなく、院側が継続的にサイトの魅力を育てていける基盤を築くことができました。
ホームページ制作について気軽に弊社にご相談ください。
クライアント | 厚別中央通どうぶつ病院様 | 業種 | 動物病院 |
エリア | 札幌市厚別区 | 制作内容 | ホームページ制作 |
プラン | スタンダード | 制作ページ数 | 10ページ |
制作期間 | 1ヶ月間 | U R L | https://www.dogknee-sapporo.com/ |
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