「AIに仕事を奪われる」は本当か?Web制作会社が正直に答えます

3月は年度末ということもあり、弊社も業務がいつもよりも立て込んでいます。
しかし、先日少し動揺するようなことがありました。

先日、長年お付き合いいただいているお客様との打ち合わせで、こんな言葉をいただきました。

「正直なところ、最近のAIってすごいじゃないですか。あれでホームページが作れるなら、もう御社に頼まなくてもいいんじゃないかって、うちの若い社員に言われてしまって……」。

思わず苦笑いしましたが、これは決して笑い話ではありません。

私たち自身も、ここ数年ずっとこの問いと向き合ってきました。

今回は、その答えをできるかぎり正直にお伝えしたいと思います。

AIはたしかに「作れる」。でも、それだけでいいのか?

最初に、事実をはっきり申し上げます。

現在のAIツールは、たしかにホームページを「作る」ことができます。テキストでざっくり指示を出すだけで、見栄えのするデザインが数分で出てきます。コードも書けます。文章も生成できます。

これを「すごい」と感じるのは、業界にいる私たちも同じです。

ただ、ここで少し立ち止まって考えてみてください。

そもそも、ホームページは何のために作るのでしょうか。

「とにかく存在していればいい」という方は、ほとんどいないはずです。

お問い合わせを増やしたい、商品を買ってもらいたい、採用の応募を集めたい、地域のお客様に知ってもらいたい——目的は会社によってそれぞれですが、共通しているのは「成果を出すためのもの」だということです。

AIが生成するホームページは、見た目は整っています。

しかし「この会社はどんな想いで仕事をしているのか」「競合と何が違うのか」「このサービスはどんな人の悩みを解決するのか」——そういった、その会社だけが持つ文脈や背景までは、AIは自分では汲み取れません。

指示された通りに形を作ることはできても、「なぜそう作るべきか」を考える力は、まだ人間の側にあります。

人間が苦しみ考えたことは、やはり人に響きます

AIが苦手なこと:「文脈」と「意図」の設計

私たちが日々の仕事で一番時間をかけているのは、実はデザインやコーディングではありません。

「ヒアリング」です。お客様のビジネスをとことん聞く時間です。どんな商品を売っているのか、どんなお客様に来てほしいのか、今どんな課題があるのか、過去にどんな失敗をしてきたのか。

そうした話を聞きながら、「では、このサイトでどう伝えれば伝わるか」を一緒に考えていきます。

たとえば、同じ「リフォーム会社」でも、「高齢のご夫婦が安心して暮らせるバリアフリー改修」を強みにしている会社と、「若い夫婦向けのおしゃれなリノベーション」を得意にしている会社では、伝えるべき言葉も、見せるべき写真も、問い合わせボタンの文言まで、まったく変わってきます。

その違いを理解して設計できるのは、話を聞いた人間だからこそです。

AIはこうした「文脈の読み取り」を、今のところ人間ほどうまくできません。

大量のデータをもとに「それらしいもの」を出力することは得意ですが、あなたの会社の個性、地域性、これまでの歩み、そしてこれからの方向性を踏まえた「あなただけのホームページ」を作るには、どうしても人間の介在が必要です。

この違いが、最終的に問い合わせ数や売上の差として現れてきます。

AIの文章は、なぜか心に響いてこないんですよね。
人間特有の偏りや変なところが人間味を出しているのかも知れません。

私たちの仕事は「なくなる」のではなく「変わっている」

正直に言えば、私たちの仕事の一部はすでに変わり始めています。

以前は手間のかかっていた単純なコーディング作業、素材の加工、テキストの下書き——こうした工程はAIのおかげで大幅に効率化されてきました。

制作にかかる時間が短くなり、その分のコストをお客様に還元できるようになってきた側面もあります。

そして、効率化によって生まれた時間を、私たちは別のことに使えるようになりました。

お客様の事業課題をもっと深く理解すること。公開後のアクセス解析を見ながら改善提案をすること。

「このページ、実はもう少しこう変えると問い合わせが増えるかもしれません」という会話を、以前よりも早く、丁寧にできるようになってきました。

AIという道具を手にしたことで、私たちはより「人間にしかできない仕事」に集中できるようになってきた

これが、今私たちが実感していることです。消えていく仕事もあるかもしれません。でも同時に、新しい形で生まれてくる仕事もあります。

変化を恐れるより、変化とともに走るほうを私たちは選んでいます。

これからのホームページ制作会社に、何を求めるべきか

では、これからWeb制作会社を選ぶとき、何を基準にすればよいのでしょうか。

一つは、AIツールを積極的に活用しているかどうかです。使いこなせる会社と、旧来のやり方に固執している会社とでは、スピードもコストも変わってきます。

ただし同時に確認してほしいのは、「AIに丸投げしていないか」という点です。

ツールを使いこなしながら、あなたのビジネスの文脈を理解してくれる人間がいるかどうか。打ち合わせで深く話を聞いてくれるか。完成後も継続的に関わってくれるか。そうした「人間的な部分」が今後ますます重要になってくると私たちは思っています。

「AIで十分では?」という疑問は、とても自然な感覚だと思います。

ぜひ一度、お気軽にご相談ください。その疑問に、正直にお答えします。そして、もし私たちに頼む必要がないと判断されたなら、そう申し上げます。それくらいの自信を持って、今日も仕事に向き合っています。

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