Webマーケティングについて

Webマーケティングとは?

Webマーケティングとは、一言で言えば「Webを利用して売れる仕組みを作ること」です。

Webマーケティングは、ネット通販サイトやWeb上で完結するサービスを提供している企業だけが使う特殊なマーケティングではなく、中小零細企業であっても活用すべきマーケティングです。

自分で製造した品を実店舗で販売しているだけで、通販とかやっていない場合でも、買いに来るお客様は、まずネットで商品情報やお店の情報を調べます。
そのとき、お客様が期待する情報が得られなければ、来店人数も限られてしまいます。

今は何でもスマホで調べる時代です。

どんな企業もWebマーケティングを無視できない時代と言えるでしょう。

私たちも日々、情報をアップデートしながら効果的なウェブマーケティングの手法を追求しております。

ホームページ制作会社とWebマーケティング会社の違い

Webマーケティング を進めていく上で、知っておいてほしいことがあります。

すべて、自分たちで進めるのであれば、知らなくても良いですが、多くの場合は、外部に依頼するので、どこに依頼すればよいのか?ということは事前に調べておく必要があります。

大きく、ホームページ制作会社に依頼する場合と、Webマーケティング会社に依頼する場合の2つに分けられます。

「ホームページ制作会社(ウェブページ制作会社)」は依頼を受けてホームページを制作する会社です。
「Webマーケティング会社」は依頼を受けてWebマーケティングを指導したり、一部を実施したりする会社です。

ウェブマーケティング会社はホームページを作りませんので、ホームページは先に必要です。
自社ホームページ無しにWebマーケティングを行う のであれば、ホームページは不要ですが、それはレアケースですので、詳細は省きます。

※小さな個人商店などがツイッターなどを使ってリアル店舗を宣伝するといったケース

「現在ホームページはないが、ホームページを作ってWebマーケティングを進めたい。」という場合はどうしましょうか。

ホームページ制作会社とウェブマーケティング会社に別々に依頼するのは非効率です。
2社の間に入って理解していない専門用語の伝言ゲームを行ったりすれば、うまくいく話でも失敗しかねません。

ですが、ホームページ制作会社の中には、Webマーケティングが出来ない所も少なくありません。
特に低価格や制作期間の短さを売りにしている場合、作るだけのパターンが多いでしょう。

ですので、Webマーケティングも実施できるホームページ制作会社を選択するのがベストでしょう。

また、既にあるサイトが古く、Webマーケティングを施すのに向かない事もあります。
それは見込み客がサイトにたどり着いた後にも、Webマーケティングの手法が使われる事がありますし、サイトの利便性が低ければ、せっかく訪れたお客様が去ってしまいます。

こういった場合は、ホームページのリニューアルも一緒に行うのが効果的です。
ホームページをリニューアルする場合も、新規作成の場合と同じく、Webマーケティングも実施できるホームページ制作会社を選択するのが良いでしょう。

新規作成やリニューアルの場合、サイト構成からWebマーケティングを考慮した設計が可能になります。

ホームページとは、別に専用のランディングページを作成することもあります。

Webマーケティングで使われる代表的な手法

Webマーケティングでは、様々な段階や状況に合わせて、多くの手法が用意されています。
その一部を紹介しましょう。

SEO対策(検索エンジン最適化)

検索サイトで検索された際に、上位に表示されるように行う対策です。
昔は「Webマーケティング=SEO」でしたが、現在では多くの手法の一つとなっています。

ランディングページの制作

サイトにお客様がアクセスすれば終わりではありません。
サイトを見て、それがコンバージョン(受注など)に繋がらないと、意味がありません。

そこで、コンバージョンに繋がる様に最適化した入口を用意します。
それがランディングページです。
バナーなどのリンク先として、トップページの代わりに使います。
(アクセス解析などでは、最初にアクセスされたページをランディングページと呼ぶこともあります)

オウンドメディアの構築・運用

オウンドメディアとは、多くの場合自社で書いた専門性の高い内容のウェブマガジンを指しています。
自社商品の強みや特徴、開発経緯やこぼれ話など、自社しか知り得ない事を記述した独自コンテンツです。

これにより、検索エンジンから質の高いサイトと認識されたり、ソーシャルメディアなどで取り上げられるきっかけにもなります。

リスティング・広告関連の運用

広告を出しても、誰も見ない所にあったのでは意味がありません。
そこでWeb広告で最近よく使われているのがリスティング広告です。
検索結果の画面に出る広告で、ユーザーの興味・関心に近い効果的な広告として利用が進んでいます。
キーワード(多くの場合複数の組み合わせ)の選択が重要な、活用するのにデータ取りがとても重要な広告です。

SMO対策(ソーシャルメディア最適化)

ソーシャルメディアで話題になると、それがサイトのアクセスに繋がります。
どうすれば話題になりやすい(紹介されやすい)のか、それを追求するのがSMOです。
独自性の高いオウンドメディアの運営も、SMO対策として有効です。

どのような手法を展開すればよいかは、依頼する企業を相談しながら決めていくと良いでしょう。

Webマーケティングの実施方法

実施方法を実施主体に着目すると、以下の3つのパターンになります。

ホームページ制作会社に依頼する

Webマーケティングの多くはホームページに対して行いますので、ホームページ制作会社にやってもらうのが効率的でしょう。
何を行うか考える所と、実施する所が同じ会社ですので、任せる事が出来ます。

Webマーケティングの会社に依頼する

ホームページの作成・修正を自社内で行える場合、行うべきWebマーケティングの内容だけ専門の会社に発注すると、費用を抑えられます。
内容を理解して実装しないと効果は限定的になりますので勉強も必要ですが、将来的に自分でWebマーケティングを行いたい場合は、むしろ好都合でしょう。

自分で実行する

自分で実行すれば、支払う費用はありません。
また、自社商品について最も知識があるのは、自分自身です。
多くの手法も、どれを採用して、どれを見送るかを自身で決められます。
コストを追求しつつ、自由に行えるのが魅力でしょう。

実際のところ、実施方法は一つではなく、複数の組み合わせになるケースが多いでしょう。
Webマーケティング全体の設計とホームページに対する改修はホームページ制作会社に依頼し、オウンドメディアに関しては、自分で内容を制作するか、原稿を書いて掲載してもらう。
というパターンがお勧めです。

まとめ

本記事ではWebマーケティングを知っていただくため、各々の項目について簡単に記述しましたが、実際に実施するには多くの知識と経験が必要です。

コンピューターの世界は日進月歩と言われます。
Webマーケティングも同じです。

全てを自身で行おうとしても、変化が速いので勉強が終わったころには、もう古くなっているかもしれません。そういう意味では、専門家に任せるのが一番ではないでしょうか。

Webマーケティングに精通したホームページの専門家(ホームページ制作会社)にサイトを制作・リニューアルしてもらい、更新が必要な部分、自社しか知り得ない独自情報の発信(オウンドメディア)は自分で行うのが良いかと思います。

これを基盤として、自社の事情に合ったアレンジをするのが良いと思います。